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2022.06.13
【物流ニュース】上海港の滞船、ほぼ正常化へ
上海港では3月末のロックダウン開始から右肩上がりに滞船時間が拡大し、 減便や抜港による寄港隻数の減少や、ブッキングのキャンセルなどにより
一部バースで一時的に滞船は改善しましたが、4月末をピークに混雑悪化が続いていました。
6月に入り、上海市内のロックダウンが解除されると、船種別の沖待ち時間の平均は、コンテナ船で31時間にまで減少し、 4月下旬の平均69時間から大きく改善しました。
過去3年間の平均と比較すると依然として4時間ほど長い状態ではありますが、混雑状況は正常化に向かっています。
タンカーの混雑状況は現時点で通常の範囲内に回復しており、18時間程度で推移しています。
バルカーの平均滞船時間は、過去3年平均よりも短い21時間にまで減少しています。