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2022.06.22

【物流ニュース】世界各地での国際物流の現状

労使協約更改交渉が続く北米西岸港湾では混雑悪化の懸念が高まるほか、北欧州のハブ港では混雑が深刻化している状況です。

アジアでもハブ港の混雑や輸出国でのコンテナ不足が続いています。

このような状況を受けて国土交通省が17日開いた国際物流に関する官民情報共有会合では、政府と荷主、船社、航空会社、物流事業者などの関係者間で現在の課題と取り組み

今後の見通しなどの情報を共有し、国際物流の混乱に連携して対処することを目指す発表をしました。

今月ロックダウンが解除された中国・上海の国際物流については、比較的緩やかに立ち上がりを見せており

沖待ちなども限定的で、現在は滞留していた輸入貨物の処理が優先されています。

しかし、防疫措置のためにドライバーなどの人手不足は続いており、トラックは奪い合いのや空港でもハンドリングスタッフが不足している状況となっています。

一方で、荷主の間では中国の生産拠点を複数国・地域に分散させる検討が加速しており、その受け皿として東南アジアが注目されています。

そのため、東南アジアでは現在荷動きが拡大し、主要港での混雑が続いており、本船の変更や抜港も頻発しています。

輸出国のタイではコンテナ不足が顕著となっています。

 

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